どうも、凡Pです。友達の誕生日にポケモンカードをあげるために必死で予約しました。

  今回は実力派エリートこと迅悠一c級の白い悪魔こと空閑遊真二人のブラックトリガー使いの共通点、そしてまだ語られていない迅の過去について考察していきたいと思います。

  そもそもなぜ二人に共通点があると言い出したかといいますと、作中における「ユーマは昔のおれに似ている」という迅さんの発言からです。また、迅さんはユーマのこれまでの生き方についてもハードな人生とも述べています。では、二人の共通点とは何なのでしょうか。結論からいいますと、共通点は二人のサイドエフェクトが幼い頃の二人にもたらした生き方、環境だと私は思っています。


  サイドエフェクトは先天的なものと後天的なものとで分かれています。作中でいつ発現するかは言及されていませんが、千佳や菊地原が14歳ほどで発現していることから(菊地原に関しては自覚していなかっただけでさらに前からかもしれないが)基本的に先天的な場合は幼い頃から発現すると思われます。そのため、迅も幼い頃から未来視のサイドエフェクトを所持していたことになります。一方、ユーマは後天的なもので11歳の時に父ユーゴからブラックトリガー共に嘘を見抜くサイドエフェクトを受け継ぐことになります。

・サイドエフェクトが幼い二人にもたらしたものとは

  二人のサイドエフェクトの共通点は強力であるが故に、自分の望まぬ現実まで見てしまうことです。
ユーマの方は作中でも多く言及されているので、今回は迅さんの方をメインに話しましょう。迅さんの未来視のサイドエフェクトは確定性の高い、つまりは起こる可能性の高い未来に関しては年単位で先まで見ることができ、不確定な未来はわりと直近のものまでしか見えません。そして、あり得る未来が並行的に見えているとも述べられています。そう、迅さんは幼い頃から目の前のこと以外にあまりに「見えすぎている」いるんですよね。(←これはユーマにも言えることですが)しかも、BBFで述べられていますが迅の唯一の家族は死んだ母のみです。離婚したタイミングがわからない以上、明確には言えませんが母子家庭ならば、寂しい幼少時代を過ごしたといえるでしょう。さらに、もし仮に母の死が確定未来として死ぬ数年前から見えていたとしたらどうでしょうか。死因に関しては、作中で嵐山さんの発言から迅さんは家族を第一次大規模侵攻で近界民に殺されたとわかります。ここで重要になってくるのが時系列なので迅さんに起こった(起こったと思われる)事柄を整理をしていきましょう。

  • 五年前 迅の師匠・最上宗一死亡→迅さんの最上さんが師匠という発言からこれ以前にボーダー入りしていたことは確実。
  • 四年前 第一次近界民侵攻→迅さん母死亡?
  • 三年前 風迅争奪戦→迅が圧倒的な強さで獲得
 個人的には最上さんの死後から、約二年間風迅がどのように保管されていたかは気になりますが、ここで一番言いたいことは第一次近界民侵攻の時点で迅さんはボーダーに所属していたことです。まあ、ボーダーの創立メンバーとしてコマで描かれていたので当たり前なんですが…
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(ボーダーの創設時メンバー? 第一巻より引用)
 となると、疑問思うのは未来視のサイドエフェクト、そしてボーダーのトリガーを持っていたのになぜ母親を助けなかったのか?ということです。ここはあくまでも私個人の予想ですが、迅さんは第二次近界民侵攻、いわゆる大規模侵攻の時のように、迅さん個人の願い(修や千佳、ユーマ達にも危険が及ばないようにすること)よりも、町全体に被害が及ばないことを優先したのではないでしょうか。自分の母の命と町のほかの多くの人々の命、これらを天秤にかけて迅さんは多くの命を選んだのではないでしょうか。そして、大規模侵攻後にユーマや修達に謝ったように、心の中で母に謝ったのではないでしょうか。一人ですべての責任を抱え込んだまま。
四巻最後の「大丈夫だ、もう未来は動き出している」という発言も過去に避けることのできない、ようは全く動かない確定的な悲劇(母やほかの大勢の死)があったことを踏まえての発言なのかなと。また、三輪に対して「レベルアップはできるうちにしといたほうがいい」という発言も自身が自分の実力がもっとあれば、母を助けれたという後悔によるものだったのではないかと思います。とまあこれは迅さんの過去といっても最上さんが亡くなった後の話ですね。時系列が逆になりますが、次は最上さんが亡くなる前の過去の話をしましょう。

・迅さんはなぜ、ユーマに遊べよといったのか

 母の死がどれくらい前から見えていたのかは予想はできませんが、最上さんと出会う前からならばずっと自分一人ではどうすることもできずにもがいてたはずです。それを支えてくれたのが最上さんだったのではないでしょうか。死をずっと目の当たりにしてきた迅さんに生きる上での楽しみ、太刀川さんたちとバチバチやりあうような楽しみを与えてくれたランク戦というシステムを考案したのは師匠の最上さんと作中で述べられています←システムを作ったのはユーマの父ですね、申し訳ない、、(もちろん、迅さんに与えたものはそれだけではないと思いますが)。だからこそ、迅さんは自分同様「見えすぎている」が故に達観しているユーマに、かつて自分が最上さんに教えてもらったように、生きていく上での楽しみの部分を教えてあげたいのだと私は思います。(ユーマの場合は戦争が日常な世界でただ一人になってしまったことと、うそを見抜くサイドエフェクトのもたらした嘘にまみれた世界にいたこと。)だからこそ、争奪戦であれほど執着した最上さんの形見である「風迅」を手放してでも、ユーマをボーダーに入れてあげたかったのだと思います。


 ユーマの師匠は小南ですが、生きかたという点に関しては迅さんの師匠が最上さんだったように、ユーマの師匠は迅さんなんじゃないかなと思います。ユーマがトリガーを選ぶときにスコピーオンを選んだ時の小南が「ふ~ん、迅と同じスタイルなのね」と言ってることも個人的にはやっぱり二人は似ていると思います。

と、以上を踏まえた上での迅さんの「昔の俺に似ている」という発言だったかなあと思います。長々と語った私の妄想を読んでいただき、ありがとうございます記事が気にってくれた方はリツやファボ、コメントくれると嬉しかったりします。

ではノシ